【お寺巡り】少林寺(소림사)〜朝鮮王朝の太祖が祈祷し開国を成し遂げた洞窟のあるお寺〜

最終更新: 2019年10月7日



セゴ寺(세고사)を後にし、 近くにある弘智門(홍지문)にでも行こうと思い、バス停まで向かいました。


歩くには少し遠い気がしたのでバスに乗る気満々でしたが、別に急いで行く必要もないことに気づき、また、ここ数日運動をしていないと思い、歩いて行くことにしました。


せめて散歩でも。


秋だしね🍁



向こうに見える山を見ながら、川沿いを歩きます。


すると、山沿いの木々に隠れて、お寺らしき屋根が見えました。



おろっ😮


セゴ寺では御堂のなかに入れなかったのが心残りだったので、行ってみることにしました。




お寺を目指して歩いていると、


「대한불교 조계종 소림사(大韓仏教曹渓宗 少林寺)」という案内を見つけました。




案内に沿って道を登って行きます。


すると、右側にお寺の紹介看板がありました。


少林寺(소림사)


少林寺は大韓佛教曹渓宗のお寺で、同宗総本山である曹渓寺の末寺(本山の支配下にあるお寺)です。


法堂の裏にある岩壁には洞窟があり、そこでは朝鮮王朝の太祖(태조)である李成桂(이성계)が祈りを捧げて開国を果たしたと伝えられています。


朝鮮王朝太祖5年(1396年)には恵哲先師に命じてお寺を創建し、名称からも分かる通り、達磨大師が9年間壁に面して座禅をした嵩山少林寺から名前を取って「少林窟」としました。


その後、少林窟は祈祷および修行の場として伝承されたほか、『朝鮮王朝実録』によると中宗(1506〜1544)と宣祖(1552〜1608)の時代まで国の仏教儀式が行われていたことが分かっています。


純祖17年(1817年)には観海僧侶がお寺を増築し、名称を「少林寺」と改称しました。


1913年には斗三僧侶によって大房仏が建築され、1933年に七星閣、1935年に大雄殿、1942年に大房と山神閣が改築されました。


近年、少林寺は比丘尼(女性の僧侶)の修行の場となっており、1979年〜2003年までの間に慧允僧侶によって大雄殿、三聖閣、ヨサチェ(요사채、僧侶が生活する寮)、薬師殿が改修され、現在の姿に至っています。


鐘閣


説明分を読み、右側にある階段を登って行くと門が見えてきます。


この門、上から見ると分かりますが、鐘楼(鐘閣)になっています。


ほほ〜😲




見晴らしも良さそうですよね🤓


犬に吠えられながらも歓迎される


門を潜って階段をさらに登って行きます。


韓国のお寺は本当に階段が多いなあ〜🤔



視界が開けると大雄殿のある場所に出ました。


わ〜綺麗だな〜😃と思いながら歩いていると、



ワンワン❗️ウゥ〜〜〜❗️ワゥワゥ❗️


と、犬の鳴き声が聞こえてきます🐕



「吠えないの〜。参拝者だよ〜」


と、僧侶の方の声。



それでもワゥワゥ吠える犬っこ🐕



私は特に気にすることなく写真を撮っていると、黒いモコモコした子がこちらにやって来ました。




うるさいほどに吠えたわりには、近くに来てくれます。


撫でようとしても全く怒りません。



うむ、かわゆいぞ😎


許してさんぜよう😎😎


三聖閣


こちらは三聖閣です。


大雄殿


こちらが御本堂の大雄殿です。


御堂の前には八角柱の形をした七重の石塔があります。

それぞれの面には仏様が彫られています。



大雄殿に近づくと、祈祷の声が聞こえて来ました😲



祈祷中だから入ったらダメかな〜。

韓国だから大丈夫な気がするけど〜。



なんて思いながら、外から手を合わせていると😌


「들어가셔도 돼요~(入って良いよ〜)」


と、優しい声が。



声の方を振り返ると、女性の僧侶の方が大きなタライで野菜を洗っていました。



ではでは、失礼して。


お邪魔します🙇🏻‍♀️




大雄殿の中はとても素敵な空間でした✨


祭壇には、左から釋迦牟尼、観世音菩薩、地藏菩薩が祀られているそうです。


僧侶の方に韓国佛教を教えてもらう



比丘尼の修行場という言葉通り、祈祷している僧侶の方も女性です。



祈祷が終わると、僧侶の方が話しかけてくれ、仏教やお寺のことについて分かりやすく説明してくれました。


  • 目の前に鎮座している仏様は3体いるが、中心にいる御本尊が誰かによって(阿弥陀如来なのか観世音菩薩なのか等)、両隣の仏様が決まる。

  • 御本堂は三壇を設けた造りになっており、中央が「上壇」、向かって右側が「中壇」、左側が「下壇/霊壇」となっている。この形は韓国佛教の基本。

  • 中央の上壇には3体の仏像を祀っている。中壇にいるのは仏の教えを守る、例えて言うなら守り神(ガードマン)が祀られている。霊壇はその名の通り、亡くなった方を供養する祭壇になっている。


また、日本ではお寺は世襲によって継がれることが多いですが、韓国では基本的に


「나도 부처님처럼 되고 싶다(私も仏様のような人間になりたい)」


と思う人が希望してお寺に入り、修行して跡を継ぐことになるとも仰っていました。



全員が同じ修行をするのではなく、仏教の学問を究めたい人は勉強中心の修行を、禅を学びたいと思う人は禅を中心に、という具合に自分で専門を選べるそうです。


へぇ〜😲



今回話をして下さった僧侶の方は、禅(と言っても日本の禅とは少々違うらしい)を中心に修行をしているそうです。


もともとは慶尚南道で修行をしていましたが、今は3カ月間だけ少林寺にお務めに来ていると仰っていました。



終わったらまた禅の修行に戻るそうです。


祈祷の時間は6時、10時、18時


最後に、


毎日6時、10時、18時から祈祷をやっているからおいで〜😃


と言われました。


有り難い話ですが、誘われて決まった時間に行くのが好きじゃないあまのじゃくな私🙄



でも、素敵な御堂だったし、また来たいと思います😃


次来る時は、御堂の裏にあるという洞窟も見ないとね。


今回はよく分からなかったから🤔



ではでは。


ワォン🐶



【参考サイト】

한국관광공사: 소림사

Encyclopedia of Korean Culture:소림사


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#홍지동 #お寺にいる可愛い犬

作者: 昌

​韓国に来て早10年以上。いつかは仏様を描きながら世界中を旅するのが夢

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