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Copyright © 2019 Peacetopia~韓国での暮らしを中心にあれこれと~ 

【冬の風物詩】韓国の修学能力試験(수학능력시험)の日はとても寒い、と決まっている。




世界的に見ても、韓国はかなりの学歴社会だということは皆さんもご存知だと思います。



ここ数年ほど大学進学率は下降傾向にあるようですが、今でも7割近くは大学へ進学しているようです。




韓国の大学入学試験…



日本のセンター試験のように、韓国では全国共通大学入学試験として「修学能力試験(수학능력시험)」が毎年11月に実施されます。



修学能力試験(수학능력시험)

  • 수학(スハク):修学

  • 능력(ヌンリョク):能力

  • 시험(シホム):試験


韓国では略して「スヌン(수능/修能)」と言われるこの試験、今年は明日11月14日(木)に行われます。




試験前は…



もちろん、受験生は毎日学校&塾に通って必死に勉強を続けますが、受験生の家族も色んな形で応援します。



よく見るのは、教会や寺院での祈祷。



お寺では「受験日までの100日間、毎日合格祈祷」してくれる所があります😳❗️




試験当日は…



当日は社会全体で受験生を応援します。


例えば…


  • 受験生が試験会場までスムーズに行けるように、多くの会社は出勤時間を1、2時間ほどずらします(働いていた時は出勤時間が遅れるので嬉しかった〜☺️)

  • 間に合わなさそうな時は、警察が試験会場まで連れて行ってくれます(日本のニュースでもよく放送されていますよね。でも、受験生は試験の前日に会場だけでなく席の位置まで確認するらしく、え❓そこまでしてて遅刻する🤔❓と思っちゃたりもしますが…まあ、アクシデントの可能性もありますよね)

  • 会場では、試験を受ける先輩を応援する後輩たちの姿が見られます。後輩が持っているのは学校名の入った垂れ幕や先輩の名前が入ったプラカード。韓国の伝統楽器を用いて応援する姿もあるようです。

  • 試験中、特に英語のリスニングの時間帯には、会場周辺を通るバスや車は徐行運転をします。もちろん、クラクションは禁止。飛行機すら発着・到着時刻を調整して試験の邪魔にならないようにします(ひぇ〜😱そこまでするか)

  • 会場の外では、試験が無事終わるよう祈りながら子どもを待つお母さんたちの姿があります。



ここまでバックアップされると、受験生にとっては負担になりそうだけどねぇ…

(落ちた時の言い訳ができるくらいの余裕が欲しい)



なんて思うのは文化が違うからでしょうか…🤔




そして、とても不思議なことですが、「スヌン当日は寒くなる」と言われています。




え❓何それ❓



気持ち的なこと🙄❓



緊張してより寒く感じる、的な🤔❓




と思いましたが、本当にそういうジンクスがあるそうで、スヌンチュウィ(수능 추위)と言われたりします。


  • 수능(スヌン):修能

  • 추위(チュウィ):寒さ



で、今年はというと…🤓❓





iPhoneくんの天気用によると、笑っちゃうほどドンピシャで試験日の明日(木曜日)だけ一日中寒くなるようです。



今日も最低気温は−4度でしたが、それでも昼間は10度以上あったのに…



スヌン終了後の明後日からは再び暖かくなるようです。



ま〜じか〜🙄




YTNではこのようなタイトルの記事もアップされています。



”요란한 비에 첫눈까지...내일은 수능 추위에 황사”

「煩い雨に初雪まで…明日はスヌン寒波に黄砂」



ほほぉ、初雪の可能性まであるのね😳



今年もスヌンチュウィ(수능 추위)のようですね🤓




試験後は…受験票を持って遊ぶ❗️



試験が終わると会場外で待っていたお母さんと一緒に家に帰ったり、家族で食事に行ったりする子達もいますが、



友達同士でカラオケに行って、ストレスを大発散する😆❗️



というのが定番コースの一つらしいです。




ただ、



「ああ…試験うまくいかなかった…😩」



と感じた子達にとってはそのカラオケも微妙なそうで…(そりゃそうだ)




こうしてカラオケに行くのはストレス発散以外にも理由があります。



実は試験で使った受験票、これが「割引チケット/サービスチケット」になるんです🤩❗️



カラオケだけでなく、遊園地や映画館など、いろんなところで使えます。



いやぁ、受験票が割引チケットになるって、その発想がすごいなぁ🤔




話は試験に戻りまして…



スヌンの結果は1ヶ月後に出ますが、日本と同じようにまずは自己採点をするので、結果はある程度分かった状態で、1ヶ月ほど過ごすことになります。



目標点を取れたと確信した学生にとっては、これ以上はない開放感を感じながら楽しく過ごすのに対し、おそらく志望校は難しいだろうと感じる学生にとっては、もやもやした時間を過ごすことになります。




二次試験…



日本と同じように、韓国でもスヌンの後は各大学が実施する二次試験があります。



ここで小論文の試験や面接などを受けて、最終的な合否判定がされます。






韓国は少しでも良い学校を出るのが重要な社会ではありますが、もちろん全員が全員そのような生き方をしているわけではありません。



私の知り合いの子は、



「大学進学にはそんなに興味がなかったけど、受験票が欲しかったから受けたよ😋」



と言ってました。



受験票持って、色々遊びたかったそうです。



「だって、それ受験生の時にしかできないんだよ😄」



だって。



にゃ〜るほど🐱




ではでは、今日はこの辺で🤗

どろん💫




【参考ページ】

中央日報記事(「韓国の教育熱に異変? 大学進学率、8年間で78%→69%に」)_2018.03.23

作者: 昌

​韓国に来て早10年以上。いつかは仏様を描きながら世界中を旅するのが夢