【日記】荘子の「逍遥遊」〜最近気になっている言葉〜




最近見かけた言葉で「逍遥遊(しょうようゆう)」というのがあります。



非常に気になるこの言葉🤔



『荘子』の第1節に登場する言葉で、この「逍遥遊」の世界観(本で描かれた表現)に魅了される人も多いとか。



できれば本を読みたいのですが、次に日本に帰るまではネットの情報や辞書で勉強です🤓



「逍遥遊」



意味は「何ものにもとらわれない自由の境地」だそうです。



これだと、なんかどでかいスケールの自由を言っているんだなという感じしかしません。




でも、言葉を「逍遥」「遊」に分けて考えると、少しイメージしやすくなります。



逍遥(デジタル大辞泉より)

  • 気のままにあちこちを歩き回ること。そぞろ歩き。散歩。



(小学館大辞泉より)

  1. あちこち出歩いてあそぶ。

  2. よその土地に出かける。

  3. 楽しみにふける。

  4. 働きをしない。職につかずぶらぶらする。

  5. 位置を定めずに自由に動き回る。

  6. 野球で、「遊撃手」の略。

  7. およぐ。水上を動き回る。


「遊」は世俗に身を置きながらも、それに縛られない「主体的な自由」を表しているそうです。


なので、1、5(あと3もかな🤔❓)の意味に近いですね。




逍遥遊



行き先を決めずに、あてもなく、心の赴くままに歩き回るような自由な世界観。



なんとなく、気が向いたので、外に出た。

そして、自然を感じたいと思ったから、渓谷のある方へ歩む…

心地の良い水の音を聞きながら川沿いを歩き、可愛らしい花を見つけたら立ち止まる。

風の音を聞いては、たまに空を見上げたりする。



逍遥遊の自由の境地は、「言論の自由や表現の自由、参画の自由、宗教の自由…これら自由を守るために戦うぞ!」「我々の自由は誰にもコントロールされないんだ!」なんて、政治的で激しいものというよりは、とても静かで、ある意味、誰もが持っているけれど、気づかないような静かで穏やかな自由なのかもしれない…☺️




そういう生き方をしたいなと思う


逍遥遊な生き方とは、世俗に身を置きながらも、その世界に縛られず、自由にありのままの姿で生きること。



そこにはそぞろ歩きのように目的はなく、行き先があるわけでもない…

どのくらいの距離をどのくらいのペースで歩くかも決まっていない…



なんだかとても心地の良い世界観だなぁと思いました☺️




2020年になり、今年のテーマ、目標、やることリストを書いてみたけれど、自分が本当に望む生き方はそういうのかもしれないと感じます。



テーマや目標を決めると、どうしてもそれに縛られる自分が出てきます。



自分に課題を課し、達成できるかを気にし、また、達成したとしても自分よりもできの良い人と比較して、やっぱり自分はダメだなと自己否定or自己嫌悪したりする。

知らず知らずの間にストレスが溜まって、極端な場合は世間や周りの人を憎んだりもする(怖いねぇ…🙄)




これって実は自我が強調される生き方で、(仏教がそう解くように)苦しみのおおもとを作っているようなものなのかもしれません。



現世で生きて行く限り、目標を定めて技術や能力を向上させ、経験や実績を積むことは大切でしょう。

そこに名誉や名声まで付いてきたら喜ばしい限り。



でもそれは、結局は「承認欲求」を満たすためにやっていること…

おおもとの「枯渇」はそのままです。





逍遥遊な生き方は、現実社会での成功や名誉の獲得とは真逆の生き方かもしれません。



それでも、やはりそんな生き方をしたいと思うわけです。




”至人(最高の人)は自己に固執せず、神人は作為を施さず、聖人は名声に関心を抱かぬ”

(『荘子』、岸陽子訳)




「自己に固執せずに、主体性を持って自由に生きる」には程遠いですが、たまにはこの「逍遥遊」という言葉を思い出して、自分にリマインドだけでも掛けたいところです🙂




そして、こうして書きながらふと思い出したことがあります。



それは、私が大学生の時に参加したキャンプである人がくれたメッセージです。



「自然とともに自然(あり)のままに」



逍遥遊に通ずるところがある気がします。




さ、次帰ったら本屋へ行くぞー。




By 昌




◆◆◆◆参考ページ◆◆◆◆


石川虚舟:逍遥遊

荘子の「遊」について

Crossing岡崎直子:#042 老荘思想〜リラックスして直観に従うと人生に幸せがふえる


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作者: 昌

​韓国に来て早10年以上。いつかは仏様を描きながら世界中を旅するのが夢

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