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【書籍】『ベルリンは晴れているか』深緑野分(著)〜読み応え抜群の歴史ミステリー〜

最終更新: 2019年9月18日



この機会を逃したら暫くは本屋さんに来れないぞ〜。


ということで、日本から帰って来る際、成田空港の書店で本探しをしました。


比較的小説を読むことが少ないなぁ、と最近感じていたこともあり、小説を中心に書店をうろちょろしてました。



そこで見つけたのが『ベルリンは晴れているか』。


深緑野分さんの作品を読むのは初めてでしたが、とにかく、「一気読みの傑作だ。」の言葉に惹かれて書いました。



第二次世界大戦直後のドイツ・ベルリンが舞台となっているミステリーですが、推理小説としても、歴史小説としても、とても読み応えのある面白い小説でした。


さすが、帯にある通り、各界から絶賛の嵐、大反響があるはずです。





ミステリーとしても、最後の結末は想像していませんでしたし、最後まで飽きることなく読みました。


そして、何よりもすごいなと思ったのは、その詳細でリアルな歴史背景です。


作者は誰かなんて気にせずに読んでいたこともあり、読んでいる間、これは海外小説の翻訳版なのだと思っていました。

当時を生きた、ドイツ人のおじいさんが原作者で、深緑さんが翻訳されたのだと。


なぜなら、この物語には、海外小説独特の重厚さとでも言いましょうか、そういうものを感じたからです。



でも、全く違ってました。



最後の主要参考文献と謝辞を読み、作者が当時のベルリン、そしてドイツの情勢を細かく取材して、この本が作られたのだということが分かりました。



いやぁ、すごいなぁ。

こんな本を書けるなんて、本当にすごい。


読み終わった時は、終わったことがとてももったいない感じ。

おもしろい本に出会ったという証ですな。



最後は、本を閉じて表紙を改めてじっくりと見ながら、はぁ〜という深いため息とともに、余韻を楽しみました。



おすすめです。



作者: 昌

​韓国に来て早10年以上。いつかは仏様を描きながら世界中を旅するのが夢