【書籍】三毛猫ホームズシリーズ第41&42弾〜大人気シリーズを初めて読んでみた〜

最終更新: 2019年9月18日

日本に帰る度に、家の近くにある本屋さんへ遊びに行きます。


読書好きっていうわけではないけれど(でも、所謂「本の虫」になりたいと思っていて、できる限りたくさんの本を読もうと思っている)、本屋さんは大好きです。


本の香りもそうですが、素敵なカバーとタイトルのデザインを見ると、わくわくるんるんしてきます。


前回本屋へ行った時のテーマは、「色々な小説を読んで好みの作家さんを見つけよう」


小説って、文章だけで、真っ白な用紙から新しい完成された世界観を作り出すーー、すごい作業だなぁと思います。


そして、それを創り出す技術と創造力、、、ただ単純に、小説家さんを尊敬します。




面白い小説は、読者である私を別の時空に連れて行ってくれます。


そこでは、登場人物と自分の心情が重なりあって、もう一人の自分がその物語を生きているかのように感じることもあれば、物語があまりにも鮮明な映像で展開していくため、それが今、目の前で起きているかのような感覚を起こすこともあります。


すごいよなぁ。


学生の時に、国語をもっと大事に学ぶんだったよ。


あの頃は、文学や現代文の面白さや奥深さなんて分からなかったなぁ。



ということで、今更ながらに、小説にいっぱい触れ合うぞーと去年からやる気になってます。


しかし、世の中にはとても多くの小説があるわけで。

いつも行く本屋の規模は大きいとは言えないものの、それでも数多くの作品が並んでいます。


純文学、推理小説、恋愛小説、歴史小説、経済小説、SF小説、幻想小説、ホラー小説、、、。


日本の小説もあれば、海外小説もある。


どこから選べば良いのか分からず、とりあえず、娯楽として楽しめそうなものを選ぼうと思いながら、小説コーナーと新刊コーナー、そしておすすめコーナーを行ったり来たり。


やっぱり本屋さん大賞が無難かなぁ……

それとも、文体に慣れて、世界観もある程度知っている村上春樹にするか……

まだ読んでいない又吉直樹の『火花』という手もある。


ジャンル的には推理小説が読みやすいだろうな。

歴史小説や経済小説は難しそう。

恋愛小説は全く興味が湧かないんだよね。



と、探している時に、新刊コーナーにそっと積んであった赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズを見つけました。

光文社文庫から刊行されていた同シリーズが、角川文庫で新刊として出版されていたのです。



そして、本を見たその瞬間、高校の時の記憶が鮮明に蘇ってきました。



あれは確か、高校2年生の時だったと思います。


休み時間中、一番仲の良かった子が赤川次郎の三毛猫ホームズの小説を読んでいました。


彼女は自分の席に座って単行本を広げていて、私はその横に立っていました。

その時は冬服の制服を着ていたので、季節は秋頃だったと思います(そんなに寒くもなかったから)。


で、私は何気なく


「この前も赤川次郎読みよったよね。おもしろいん?」


と聞くと、


「うん、おもしろいよ。推理小説で、文章も読みやすいし」


との返事。



ただ、ぞれだけの会話。



この頃のこと、特に、いつ、誰とどんな会話したかなんて、ほとんど覚えていない私ですが、なぜかこの時のことははっきりと覚えています。


不思議なもんですな。


ってことで、すぐに新刊コーナーに置いてあった二冊を手に取り、レジに向かいました。


40年以上も第一線で活躍している赤川次郎ですが、作品を読むのはこれが初めてでした。



三毛猫ホームズシリーズは、1978年に『三毛猫ホームズの推理』が発表されて以降、40年以上続く、大人気推理小説です。


タイトル通り、主人公はホームズという名の三毛猫です。

物語では、ホームズの飼い主で、警視庁捜査一課で刑事として働く片山義太郎(かたやま・よしたろう)とその妹の片山晴美(はるみ)がホームズとともに殺人事件を解決していきます。

ホームズは毎回、何らかの行動を通して、重要なポイントを片山に伝えるため、事件解決には欠かせません。



猫が出てくるのは良いですね。

お話の雰囲気が重くならない。



今回購入した2作とも、とても面白かったです。


文体が優しく、お話のほとんどが会話で成り立っているのですが、そこから生まれるリズム感のおかげで、すごく読みやすかったです。


内容も推理小説なので、最後の瞬間まで飽きずに読めます。


分量も多くないのでサクサク進み、一気読みには最適だなぁという印象です。




今回購入したのはシリーズ第41弾と42弾でした。


ここで、本の裏面に書かれているあらすじを紹介します。



『三毛猫ホームズの降霊会〜』


3年前、5歳の少女・菱倉七重がホテルで殺害された。未解決のまま時は過ぎたが、ある日、母親である良子は、霊媒師の柳井玄栄に娘の霊を呼び出してほしいと依頼する。ひょんな縁から、その場に居合わせた片山と晴美は、柳井が主催する降霊会へ参加することになった。しかし、事件の関係者が集まる中、真実を知られたくない人たちから、次々と邪魔が入ってしまいーー。無事に犯人を見つけられるのか!? 人気シリーズ第41弾。











『三毛猫ホームズの危険な火遊び』


美咲の兄が殺人容疑で逮捕された。弁護士費用を出そうとしない義理の父親からお金を引き出すため、美咲は兄の弟分・中田を巻き込んで偽装誘拐を計画する。しかし誘拐犯役の中田は偶然居合わせた片山刑事たちに動揺し、美咲の近くにいたエミを連れ去ってしまった。事情を聞いたエミは、自分が愛人をする国会議員に身代金を要求すれば良いと協力を申し出るが……。猫のホームズの推理が冴えわたる、シリーズ第42弾。











読みやすくて面白かったので、他のお話も読みたいなぁ。


ってか、全部欲しいなぁ。


でも、40冊揃えるのは大変だから、古本屋に完全版的な感じで売ってないかなぁ。


にゃ〜。



作者: 昌

​韓国に来て早10年以上。いつかは仏様を描きながら世界中を旅するのが夢

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